指折式二進法

読んだ本、食べたもの、行ったところ

台湾旅行③ 2日目後半

 

STワールドのツアーを利用して九份へ。

商店街の入り口に臭豆腐を出す店があり、臭いでやられる。そして蒸し暑い。前日の疲労が出た。この辺で疲れが出てくる。


まだ明るかったこともあり、あまり雰囲気もない。観光客向けの食べ物屋や雑貨屋が並び並部通りを抜け、最も有名な階段へ。人が多く、暑い。提灯に火が入るまではあまり風情がない。階段途中のお茶屋に入り一休みすることに。オープンテラスで見晴らしがいい。メニューはお茶冷たいお茶とお茶菓子のセット300元のみ。約1200円、高い。休憩しながらなぜあんスタの二次創作には女体化が多いのか話し合うが答えは出ず。

休んで少し元気が出たので、散策を再開する。九份、メイン通りを歩くより横道に入った方が楽しいです。犬や猫の写真を撮ったり、陶器の店を冷やかしたりしながら時間を潰す。いたるところにある階段を上り下りしながら、友達はしきりに「尾道みたい」と言っていた。

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沿道でがジブリ海賊版(多分)グッズがたくさん売られていた。にっこり微笑むカオナシや、ワンピースのルフィと並び笑顔を浮かべるトトロなど。

九份清水寺尾道を足して二で割らずに臭豆腐フレーバーをまぶして提灯を吊った感じでした。


帰りの集合場所に10分前の向かったが、すでにわれわれ以外は集まっていた。皆時間を持て余していたのだろうか…


バスは夜市でも降車できるとのことで、添乗員さんから夜市の説明を受ける。地元の人の中には夕飯を食べに毎日夜市に行く人もいるのだとか。臭豆腐は日本の納豆のようなものとのこと。小さい頃は食べられなかったが、中学生になったあたりから普通に食べるようになったのだとか。絶対納豆より臭いだろと思うが、台湾の人は納豆に対して同じように思うのだろうか。臭豆腐はくさやのような臭いだった。


リージェントホテルで降り、MTRで中正記念堂駅に移動し夕飯。友人が薦められたという金峰へ。お客さんのほとんどが地元の人みたい。魯肉飯、空芯菜炒め、肉団子入りの温かい麺、冬瓜と豚肉のスープ、ゴーヤと豚肉のスープを食べる。どれもおいしかった。あまり油っぽくなく、塩気も控えめで優しい味。麺はソフト麺みたいな感じだった。麺が一番おいしかったけど写真撮り忘れた。

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ホテルに戻る途中にセブンイレブンで台湾ビールとビーフジャーキーを買って帰る。ビーフジャーキーは五香粉が効いててなんか甘かった。

そういえば初日に同じセブンイレブンで会計後に小さい紙コップに入った烏龍茶をもらった。なんだったんだあれ。おいしかったです。

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台湾旅行② 2日目前半

2日目は龍山寺駅近辺(雙連朝市→お粥屋さん→龍山寺)→台湾茶教室→中山散策→九份→魯肉飯屋さん

 

龍山寺駅近辺◯

8時頃ホテルを出発し、徒歩10分圏内の肉粥屋さんを目指す。

途中でたまたま目に入った雙連朝市に立ち寄る。地元の人で賑わっている。肉や魚、野菜、惣菜に衣類など。豚肉はスライスされた状態ではなくブロックで並んでいた。鶏は頭付きか細かく部位を分けられた状態。羽をむしられ目を閉じた鶏を見て、日本では生き物から乖離した状態で販売されている、甘やかされているのだなあと感じた。あと野菜がとにかくでかい。

惣菜も売っていたので、ここで朝食を買ってホテルで朝ごはんを食べるのもありだったかも。総菜屋さんで量り売りのおこわ(?)をビニール袋にどんどん詰めるのを見た。

 

市場から周記肉粥店へ。観光客もちらほら。日本人はいなかったかな。伝票に注文を書いて渡す。肉粥と、揚げた豚と、マコモタケ、サメを注文。

お粥は優しい味っていうか味が薄い。色々トッピングして食べるみたい。

揚げた豚は食べ慣れた味。甜麺醤の効いたタレをつけて食べるみたい。肩ロースかな?おいしかった。

マコモにはラードのような見た目の調味料が添えられていたが何かわからず。味の薄いマヨネーズみたいなかんじ。マコモ、通っていた大学の農場で栽培しており(なんでだったんだろう)直売店で販売していたのをたまに買っていたので懐かしかったのです。

サメはめちゃめちゃゼラチン質。癖はなく、味もあんまりない。おいしくはない。

伝票にはお粥の杯数など書いておらず、会計時に自己申告するシステムだった。2人で190元くらい。

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朝食後に龍山寺へ。大きなお寺で、仏像が10体近くあったのでは。ガイドの人がおり順路を教えてくれる。順々にお参りするが、どれが何の神様かわからず。自分用に学業、仕事、夫に福(福って漠然としているが人にあげるにはちょうどいい)のお守りを買った。

 

台湾茶講座◯

MRTで中山國小駅に移動し、10時半から竹里館という名前のお茶屋さん(食事もできるみたい)でお茶教室。1時間程度の講座と、お茶と茶菓子、修了証書とお土産のお茶の葉付きで1200元。安くはないけどとてもよかった。お茶の種類や茶器の種類、お茶の淹れ方を教えてもらう。

中国茶は何煎も入れて味や香りの変化を楽しむものなのだそう。それであんなに急須が小さいのかと納得。二煎目以降、香りも味も濃くなって少しずつ渋みも増してくるのがおいしい。

講座の後のお茶は東方美人を選択した。

日本でも人気の東方美人はウーロン茶の一種なんだけど、蜂蜜のような甘い香りが紅茶のようだとイギリス人に人気なのだという話だった。ブランデーを一滴垂らして飲むのもおいしくて、シャンパンウーロンという別名もあるそう。甘い香りでとてもおいしい。お茶菓子はドライフルーツ(金柑とお茶に漬けた青梅)と、甘くない餅菓子。青梅がおいしくてパック入りを購入した。お茶っぱの販売もあり、ここで買わなかったことを後悔した。

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中山駅周辺◯

お茶講座のあと、MRTで中山駅へ。

駅すぐの三越の地下にある鼎泰豊へ。台湾一有名な小籠包屋さんの支店。本店はめちゃめちゃ混むとのことで支店にしたのですが、ここも50分待ち。整理券をもらい待ち時間の間に雑貨屋を冷やかしパイナップルケーキを買う。パイナップルケーキはホテルオークラの一階に入っているベーカリーThe Nineで買いました。ガイド本で見てパッケージの可愛さに惚れたのです。台湾土産、タロイモのケーキや牛乳のヌガーなどいろいろもらったことがあるけどパイナップルケーキが一番おいしいと思う。同じお店でヌガーも買ったけどね。パッケージがかわいかったので。

三越に戻り、順番が来るまで地下の食品街などを見回る。お土産は一通り揃いそう。

 

鼎泰豊は洗練されておりおいしかった。おいしかったけど日本で食べるまあまあいい中華と同じかなあ。帰ってから知ったけど日本に支店があるらしい……ベーシックな小籠包、瓜とエビの小籠包、かにみそ入り小籠包、豚肉とエビのチャーハン、白キクラゲのデザートを食べた。料理が提供されるのが早い。小籠包はさすがのおいしさで、特に瓜とエビの小籠包が少し青臭くてジューシーでおいしかった。

2人で1000元(3600円)超えたかな?ちなみに他の食事は軒並み一食100元以下程度。

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食べ終えると15時前になったので、申し込んでいた九份ツアーの集合場所に向かう。中山駅三越から徒歩10分弱のリージェントホテル へ。

 

台湾旅行①

大学の同期と2泊3日で台湾旅行をしたのでメモ。JTBの航空券+ホテルのツアーで、1人4万5千円くらい。

海外は仕事では4カ国に行ったことがあるが、個人的な旅行は初めて。

 

1日目は空港→陳記百果園→ホテル(シーザーメトロ)にチェックイン→迪化街→士林夜市

 

◯出国〜台湾入国◯

10:50羽田空港エバー航空

朝8時過ぎに羽田空港着。ポケットWi-fiを受け取ってJTBで受付を済ませ、チェックイン後に空港内を散策。吉野家の1500円の和牛牛重を冷やかして、ずんだシェイクを飲んで時間を潰す。

出国のゲートは完全自動化されていて無人

フライト時間は3時間くらい。機内の音楽(あれなんて言えばいいんだ)に椎名林檎が台湾でライブをした記念に出したアルバムというのがあったので曲目を見たら不思議な順番になっていた。海外ミュージシャンの廉価版の謎のベストアルバムだ、と思った。聴きながら寝る。

台湾時間の15:30に松山空港に到着。

両替して(1NT元=3.6円くらいだった)MRTで移動。ICカードを買いつつ、最初だけトークンを使ってみた。

 

◯陳記百果園◯

空港からMRTで1本3駅。果物の形のテーブルが有名なお店。ガイド本によると「台湾の千疋屋」らしい。お店自体はあまり大きくなく、個人経営のちょっといい果物屋さんってかんじ。平日の15時ごろだったせいかお客さんはおらず。

マンゴーかき氷を注文。マンゴーがとにかく甘くて香りがよくておいしい。氷はあまり印象にないが、カットされたマンゴーとねっとりしたシャーベットがおいしかった。マンゴーかき氷は別の店でも食べたがこちらのほうがおいしい。おすすめ。

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◯迪化街◯

ホテルに荷物を置き、MRTで迪化街へ。着いたのは17時くらいだったか。

駅から迪化街へ向かう通り沿いはヨーロッパ風の建築とそっけない集合住宅が混じりあっていた。

ガイド本では「リノベした建物がレトロおしゃれな問屋街」とのことだったが、プロ向けの問屋がメインか。乾物屋やスパイス屋が並び、蒸し暑さとにおいで胃がやられた。臭豆腐っぽいにおいと、あまり得意ではない五香粉や八角、干しエビなどの濃厚なにおい。

竹細工のお店は日本人で賑わっていた。土産用にひとつ20元程度のカラフルなプラ細工のバッグと、翌日からの散策用に竹細工のバッグを買う。おしゃれな雑貨屋やジューススタンドを冷やかし、駅に向かう途中のスーパーに寄りつつ19時頃に士林夜市へ。スーパーには皮が真っ黒な鳥が売られていたのだけど、どうやら烏骨鶏らしい。

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士林夜市

駅に着いた時点で人混み。人波に流され夜市へ。地元の人も多いみたい。

アメ横に似ている。チープな服や雑貨の露店が並ぶ。臭豆腐の匂いにやられながら散策。食べ物ゾーンがなかなか見つからず疲れてくる。

タピオカドリンクやかき氷を売る店舗で一休みした。私はタピオカミルクティ、友達はパパイヤジュースを注文。タピオカミルクティは有名店で飲むべきだと悟る。パパイヤジュースは、その場で作ってくれるタイプのもの。カットしてあるパパイヤと氷、牛乳をミキサーにかけていた。一口もらったが、パパイヤの青臭さと甘さと牛乳があっていておいしかった。友達は小さいころに家族でよく行ったデニーズで毎回パパイヤを食べていたとのこと。ファミレスでパパイヤ?

美食区にたどり着き、地下1階のフードコートのようなところへ。臭い。臭豆腐が臭い。胃がやられて食欲なし。どの店がいいかわからず、とりあえず一番混んでいた店へ。牡蠣入りのオムレツと焼きエリンギを注文。牡蠣入りのオムレツはふわふわの卵とプリプリの牡蠣、チリソースに醤油を合わせたようなピリ辛のソースがとてもおいしかった。牡蠣にしっかり火が通っていて一安心した。エリンギはプリプリでニンニクの効いたタレがおいしかった。

お腹に物を入れると少し元気が出たので、風船割りなどのゲームの露店が並ぶ通りへ。エビ釣りをやってみる。割り箸の先に糸で金具がくくった竿でエビを釣る。1回20元くらい?意外と糸がすぐ切れる。エビが暴れるので少し胸が痛い。ほかにも亀掬いや、やたら色鮮やかなメダカサイズの魚掬いなどがあった。

通りを抜け、胡椒餅を買って半分ずつ食べた。薄いパリパリの皮にプリプリの肉餡が入っていた。香辛料とプリプリの食感で何肉なのかわからず。

胡椒餅を買った店の近くに寺院があった。たくさんのランタンで照らされた像やキンキラキンの装飾がとても美しかった。参拝の作法がわからず、見よう見まねに日本風の参拝方法を混ぜた変なやり方になってしまった。申し訳ない…

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21時過ぎに夜市を後にし、22時頃にホテルへ。ホテルは龍山寺駅から徒歩3分程度のシーザーメトロ。グレードが星3だったかなな?ロビーも広くて立派だしきれいだし設備もいいし、かなりいいビジネスホテルってかんじだった。ドライヤーがシャープのプラズマクラスターで嬉しい。中心地にも近いし、もしまた台湾に行くことがあったら使いたい。

 

この日の歩数は24000歩超えだった。